採集履歴

“2008年 ラスト・スパート” 編 (4)



08.05.01
(Thu) Mt 「カエデ掬い」 
                                                                                                  

ゴールデンウィークですね。
気温も25℃まで急上昇!
今日は、カエデの花を掬ってみました。



自宅を出てから 2時間程走ると
橋の袂に、カエデの花が咲いてました。

樹冠部を掬いたいのですが、ちょっと高くて届きそうにありません。。


満開です @ 13:02



川縁に生えているので
足元に踏ん張りも利きませんから
せめて裾の方だけでも、試してみましょう。。


落ちないように、気をつけて...



おっ!アカネトラです。
色んなムシが入りましたが、カミキリムシは唯一これだけでした。


アカネトラカミキリ
Brachyclytus singularis
KRAATZ, 1879



少々南下します。


もうすぐ、こどもの日です。



途中、ピックニセハムシハナ、ミヤマルリハナ、セスジヒメハナなどを確認しながら
最後に、昨年も訪れたカエデをチェックしに行きました。


こちらも満開です。 @ 15:32



やはり、キバネニセハムシハナ、ピックニセハムシハナ、ミヤマルリハナ
セスジヒメハナ、ヒメクロトラ、トゲヒゲトラなど、定番が沢山入ります。

あれ?こちらでもアカネトラが入りました。
今日は、発生日なのかな。。


アカネトラカミキリ
Brachyclytus singularis
KRAATZ, 1879



さて、明日も採集の予定がありますので
今日のところは この辺で引き上げましょう。。


たまには早めに引き上げます... @ 16:30




〜 後記 〜


18:00 に帰宅しました。。

今日は、この時期定番のカミキリムシに沢山出会えました。
先輩方のお話によると、これらは皆
少なくとも 30年ほど昔なら平野部にも沢山いた種類のようです。
どうしてでしょうか... そんな場景を 実際に味わったことなどないのに
意外なく、何故か妙に懐かしさを感じてしまいます。
故郷の自然を理解すればこそのことですから... それは、嬉しいことです。。


〜 主な確認種

●ハナカミキリ亜科
 キバネニセハムシハナカミキリ 多数
 ピックニセハムシハナカミキリ 多数
 ヒナルリハナカミキリ 3exs
 ミヤマルリハナカミキリ 多数
 セスジヒメハナカミキリ 2exs
●カミキリ亜科
 ヒメクロトラカミキリ 3exs
 トゲヒゲトラカミキリ 多数
 アカネトラカミキリ 2exs





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