調査履歴

“2010年 悔い、なきように” 編 (4)



10.05.28
(Fri) Mt 「ホウノキ チェック」 
                                                                                                  

今シーズン中に、押さえておきたいカミキリムシがいます。
ホウノキにつく、グリメタです。
説得力が、ありますからね。
他のエリアでは、既採ですけど...
現調査地においては、過去3年間 出逢えてません。
もう 4年目ですから、そろそろいいと思います。



今朝は、どんよりしていますね。。


実家の庭から... @ 5:12



4時間後です。。

今回は、2番目の沢筋を辿ってきました。


森の上から顔を出して、振り返ります... @ 9:26



今回は、これまでに確認済みのホウノキを見回ってみます。


初めに ここを 訪れたのは
2007年 8月のことでした... @ 9:40



なかなかの大木です。
カミキリムシは、大抵 当該樹木の冠部にいることが多いのですが...
とても 届きそうにありませんね。。


材採するしか、ないでしょうか。。。



続いて、3番目の沢筋へ移動してみます。。

ここのは、より一層樹齢を増しています。


こういったところへ
産卵に降りて来ないかな... @ 11:51



原生林中の巨木ですから... やはり貫禄がありますよ。
立派なものです。



とりあえず、眺めているだけで
癒されます。。



さて、今日は午後から用事がありますゆえ...

早々に下山しましょう。。

山村へ出て...

お世話になっている お爺さんに ご挨拶をしてから、一気に大移動しました。


大切な お友達です。




〜 後記 〜


今朝は、朝 5時過ぎに実家を出発し
7:30には調査地へ入り、主要な ホウノキをチェックしながら
昼まで BT やエタノールの補給作業をしてました。

冷えた陽気の中、かろうじて 以下のムシも摘めましたよ

グリメタに向けた予習(そして心構え)は、概ねできた気がします。
来月からが、本番でしょうかね。。

話は変わりますが、今回は I 工の 1年生が 千葉から遠足に来ていたのですよ。
せっかくですので、急いで会いに行ってみました。 何だか不思議な一日でした。


〜 主な確認種

●オサムシ科 Carabidae -
 ミヤママルクビゴミムシ
 ミヤマジュウジアトキリゴミムシ
 ホソヒラタゴミムシ
 ホソアトキリゴミムシ
●ハネカクシ科 Staphylinidae 
 ハスオビオオキバハネカクシ
 ルリコガシラハネカクシ
●ゾウムシ科 Curculionidae
 ツチイロヒゲボソゾウムシ
●カミキリムシ科 Cerambycidae
 テツイロハナカミキリ


ミヤママルクビゴミムシ
Nippononebria chalceola
(BATES, 1883)


ホソアトキリゴミムシ
Dromius prolixus
BATES, 1883


ホソヒラタゴミムシ
Pristosia aeneola

(BATES, 1873)

ハスオビオオキバハネカクシ
Oxyporus triangulum

SHARP, 1889


ルリコガシラハネカクシ
Philonthus cyanipennis
(F
ABRICIUS, 1792)


テツイロハナカミキリ
Encyclops olivacea
BATES, 1884




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