調査履歴

“2013年 第5次調査” 編 (8)



13.11.17-
(Sun)  Mt 備忘録(8) 細々と継続中
                                                                                                     
.. 久しぶりに、大好きな山へ
出かけることにしました。

目的は、毎年恒例の 材採です。

実家付近の里山が
切り開かれていきます。。
交通の便が、良くなるようです。
  
のどかな 田舎の光景が
広がりました。

この時点で、もう 昼前です。。

紅葉のシーズンですからね。。
国道は大渋滞でした。

皆の流れを 抜け出して。。
僕は 目指すべき場所へ
歩を進めます。

それにしても
良い天気に恵まれました。
 
登山の末に、到着です。

思った以上に、くたびれました。

今年は 山へ出かける回数が
めっきり減ってしまいましたからね。。

尾根にのると、シデの立ち枯れが
倒れていました。

遂に これも 逝ってしまいました。
  
ルリの産卵マークがついています。
  
すぐに出てきました。
  
この 1♂ と 他 1♀ の、1ペアを
持ち帰りました。
ルリクワガタ Platycerus delicatulus delicatulus LEWIS, 1883
 
さて、材採だ。

既に 13:00 を回っています。
手際よく 行かないと。。

ピークから、ピークの 光景です。
 
(2)-(3) 間 の尾根を下ります。

紅葉が美しいです。

手前は、ハリギリ。
 
奥の方に 薄っすら見えるのが
大好きなブナ。。
 
でかい枝が 谷底へ落ちています。

大胆な折れ方ですね。。
 
先月、関東を直撃した
大型台風の影響でしょう。。

この日は、いたるところで
大枝が落ち、行く手を阻みました。

どうやら あそこから、折れたようです。
 
おやおや... こちらにも。。
 
稜線に沿って並ぶ、モミの大木です。
 
こちらからも、ピークを 1枚。。
 
直下に (3) の沢が 見えてきました。

真ん中は... 一昨年から見上げてきた
ホオノキです。
 
こちらも、以前掲載しましたね。

幹は 釣竿のように 水平に伸びて
枝は、光を求めて上を目指します。
面白い生え方でしょ??

急斜面ならではです。
 
今回は、ここへ降りました。
 
この森の中で、一番のサワグルミに
会いに行きました。
 
写真で見るより、巨大なんですよ。

落ち枝を拾って。。

それから コルリクワガタの幼虫も
3頭ほど確保しました。

その後、鋸を紛失したことに気付き...
暫らく 付近を探し回りましたが
残念ながら見つからず。。

作業効率を考えて
ここで、引き返すことにしました。

  
(1) の沢の出会いを目指します。

その次に、正面の斜面を登ります。
  
(1)-(2) 沢間の尾根を眺めました。
斜面の彩りが 大変美しかったので
一呼吸入れました。
   
正面に映る遠景は 美しいのですが...
登山中の こちらの斜面を見下ろせば
このような感じ。。
 
大型台風の影響で
かすかな踏み跡すら、辿ることができません。

荒れ放題。。と言えばそれまでですが
こうして 緑の世代は 更新されていきます。
 
振り返れば、大好きなブナの美しい姿です。
今年も、この絵が 撮れました。
 
横にして、もう一枚。
 
16:00 に近づき
落ち着いた場所に出ました。
林業用の作業道です。

17:00 には陽が落ちます。
急がないと。。
 
西陽が射し込んで、美しいです。
 
両手には、材をズッシリと詰め込んだ
大袋をぶら下げています。

足取りが 大分重いですが
とにかく、急がなければ。。
 
マイカーに乗って、ようやくアスファルト道へ
帰ってきました。
 
今夜は満月でした。
 
そして、大渋滞。。

同じ 茨城県内であるにも 関わらず
帰宅するのに 4時間もかかってしまいました。

くたびれたぁ... 久しぶりの山行でしたからね。。
この時は眠気 MAX でしたよ。。。

年内に、もう一度ぐらい 脚を運んでおきたい
ところです。

それから、もう ひと山 迎えたいですね。。
 


 
.. 持ち帰った材は、こんなところ。。
今回は、ナガクチキも 意識して
みました。
材の状態によって 更に厳選し
半分以上 減らしました。

さて... どうなることやら。。
結果は、追って掲載いたします。

鋸は、ストックがあるんです。
次も頑張ります。



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