どうやら 今度こそ 梅雨明けしたらしい。。
ならば、行かねばなりませんよね。
今年こそは、ここで 2頭目の ソリダに会ってみたいです。
2006年から、かれこれ 130回ほど 訪問してますが
あれ以来、全く会えていません。
然るべき場所へ行けば、会えるんですけどね。。
やはり、ここのファミリーに 会いたいのですよ。
それから、暫く続けてきた とある調査を 一旦 〆括ります。
この後の展開は、僕が関与できるレベルではありませんので。。
どうか、よろしくお願い致します!
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10:00 に稜線へ。。早起きしても、到着はこれ位になってしまいます。
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むむむ... 役者が 大型化してきましたね。。
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オオキノコムシ
Encaustes praenobilis LEWIS, 1883
ご飯と う○ちの色が、同じです。。
キノコと、オオキノコムシ科の存在は
自然が豊かであることの証ですよ。
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お決まりパターンで、北なのに南側から。
アカシデの立ち枯れを凝視していたところ
あの ヒゲナガゾウムシと 再会できました。
体長 3mm ぐらいです。
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ちっちぇ〜!・・・のが、好きなのです。
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ハイマダラカギバラヒゲナガゾウムシ
Xanthoderopygus jocosus (SHARP, 1891)
昨年、yasu くんが海側から県初記録しました。
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今回は、2頭見つかりました。
撮影できて嬉しかったです。
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今年最後になりそうな、キッコウモンケシのペア。
もはや、なかなか見つけられない状況でした。
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どら... 写真中央の様子でも見てくるかな。。
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なかなか太くて 立派なモミです。
ヒゲナガカミキリ等による ダメージは
一切なさそうですが、大分弱ってます。
樹皮には キノコも生えてました。
また来るべきですね。。
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シベリアチビオオキノコ
Triplax sibirica connectens (LEWIS, 1887)
せっかく降りてきたので、周囲の立枯れ@広葉樹にも目を配ると
高所のキノコ上を走り回る 粒のような甲虫が沢山見えました。
一生懸命にネットを摺り寄せ、何とか 2頭採れました。 やった!どうやら未採の チビオオキノコです。
普通種らしいですが、これがこの日一番の出会いでした。
それから。。
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ウスイロゴミムシダマシ
Strongylium brevicorne LEWIS, 1894
沢筋(3)-(4)間の尾根を辿っている途中で、こんなのも。
前回に採集した、セコブナガキマワリと思ってましたが
カラー図版@原色図鑑を見ると、その左側に掲載されて
いる種でした。 キマワリだけど、ゴミダマを名乗ります。
まぁ、ゴミダマ科ですけど。。何気に記録がないかも!?
では、ポイントを変えてみたいと思います。
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クロボシヒラタシデムシ
Oiceoptoma nigropunctatum (LEWIS, 1888)
倒れたイヌブナ上に 群がってました。
頭を突っ込んでいる 窪みのあたりから
明らかに、獣の おしっこ臭がしましたよ。
目が悪いので、ボンヤリ眺めていると
セアカオサムシを連想してしまいました。
全然違うのにね...ww
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オオヨツスジハナカミキリ
Bellamira regalis (BATES, 1884)
何年も前に、羽化脱出直後の
ヒゲナガカミキリを採集したポイントへ。。
オオヨツが出てくると、早くも終盤を意識しますね。。
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それから... こんな所で アオタマに会えました。
そう言えば、一昨年も 1頭見かけましたね。
徐々に降りてきたので じっくり撮影しました。
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これぐらいの大きさです。
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アオタマムシ
Eurythyrea tenuistriata. LEWIS, 1892
暫く見つめていたら、ブィ〜ン!という翅音を立てて
元気に飛んでいきました。 何だか良いひとときでした。
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初めの尾根筋へ戻ってきました。
あ... ムネアカクシヒゲムシ 黒タイプ。。
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ムネアカクシヒゲムシ
Horatocera niponica LEWIS, 1895
湿った アカシデの倒木上にいました。
ヨツスジハナ同様、この子を 見かけるようになると
夏の終わりへ向けて、時が一気に加速しそうです。
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6時間ほど徘徊しましたが、やはり ソリダさんには会えませんでした。
まぁ、そんなものでしょう。 もしも あの1頭と出会ってなかったら...
“ ここには 棲息していない。” そう言い切っていたでしょうね。。
忘れた頃に もう一度会えたら。。そんな風に考えています。
それから、とあるムシの調査は 本日で終了です。
残るは 500を目指して歩くのみ。
役者が大型化してきました。
以下の確認種にも “ オオ ” が ちらほら見受けられます。
てことは、ゴールまであと少しです。 ガンバロウ。。
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○主な確認種 ※は現地初 (2, 3は 県 2, 3例目) ★は県初?
クロボシヒラタシデムシ
Oiceoptoma nigropunctatum (LEWIS, 1888)
アオタマムシ
Eurythyrea tenuistriata. LEWIS, 1892
ムネアカクシヒゲムシ
Horatocera niponica LEWIS, 1895
オオキノコムシ
Encaustes praenobilis LEWIS, 1883
シベリアチビオオキノコ※ Triplax sibirica connectens (LEWIS, 1887)
オオクロホソナガクチキ
Phloeotrya bellicosa LEWIS, 1895
ウスイロゴミムシダマシ★
Strongylium brevicorne LEWIS, 1894
オオヨツスジハナカミキリ
Bellamira regalis (BATES, 1884)
ハイマダラカギバラヒゲナガゾウムシ
Xanthoderopygus jocosus (SHARP, 1891)
その他、多数。。
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追伸。 |
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帰宅後... 実家の庭産 クロタマを得ました♪ |
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