14.07.26-
(Sat) 第5次調査
                                                                                                     
3日前にも 行ったばかり。。
連日寝不足で... どうしようか迷いましたが
やはり出かけねばなりません... ^ ^ヾ

これは お遊びではない。
そんなポリシーが ありますゆえ... いざ!(笑)


 
..
セブンイレブンの コロッケロールを食べながら
軽快に田舎道を行きました。 yasu くんは早朝
から海側を探索しているようですよ。。@ 9:10

 
 
暑い暑い!陽射しが眩い。

 
いつものように、まずは ここからですね。
既に汗まみれです。。

前回採集した シベリアチビオオキノコの展足が
うまくいかなかったので、もう少し追加できれば
と思ったのですが。。この陽気のため キノコが
カラッカラに 乾いてしまいました。 残念です。

  
その代わりに、前回チェックしておいた
モミの上方からアオが降りてきました。

もはや採集はしませんけど
じっくり撮影を楽しみました。

 
アオタマムシ
Eurythyrea tenuistriata. LEWIS, 1892

綺麗ですよね。。今回は動画もあります。

 
古いデジカメ使用で限界がありますが。。

   
倒れたイヌブナの チェックに向かうと。。
真っ青な天牛に ハッ!とさせられました。

 
ルリボシカミキリ
Rosalia Rosalia bateshi HAROLD, 1877

県内各所で増えている様子ですが、ここではこの時期にだけ
運がよければ出会えます。 閉鎖的なこの森が周囲からの
影響を受けずに ありのままの様相を呈していることの証です。

同じことを、報文その4 にも 記しましたけど。。
クリストフなんかは、一頭も見かけたことがありません。

 
ルリボシカミキリ
 Rosalia Rosalia bateshi HAROLD, 1877

♂♀の大きさが 随分違いますね。

 
ルリボシカミキリを撮影していると...
ブィ〜ン!と翅音を立てて、アオがやってきました。
昨秋の台風で倒れた 若モミに、誘われたようです。
ヤニの香りがプンプン漂っていましたからね。。

 
何だかヒリヒリするな... と思ったら
手首から 血が出ていたようです。
おそらく... 最初の斜面で尻餅をついた
ときに つくってしまったようです。。
これに かこつけて、右側につくった
“ 腕立てダコ ” を主張します ^ ^


 
ルリボシカミキリがいた ブナの立ち枯れの
上方を見ると。。

 
リョウブ?らしきお花が満開でした。
( 葉の形が 若干違うような。。)
ここで 花掬いができるなんて!
と意気込みましたが、スッカラカン。。

 
ヒゲナガゴマフが、沢山いました。
こうなってくると 終盤だなぁ。。


  
最後に、今回採集したムシを並べてみます。

 
ヒメキマワリ
 Plesiophthalmus laevicollis HAROLD, 1878

体長が 9mm位なので、カラカネヒメキマワリかな?
とも思いましたが、どうもこちらのようです。

 
キマワリ
Plesiophthalmus nigrocyaneus MOTSHULSKY, 1857

そして、オーソドックスな 良くいるキマワリ。
沢山いるので、何気にノーカウントでした。

500達成@今年の目標 に向け、頑張ってます。ww


   
ヒメクロデオキノコムシ
Scaphidium incisum LEWIS, 1893

デオキノコの同定は、なかなか難しいですよ。
諦めたものも、既に沢山あります。

下のは... 実は↑と同種じゃないかと。。


 
デオキノコムシの一種

お... 赤いから すぐに同定できる!
と思ったのですが、甘かったです。


 
ナガアシヒゲナガゾウムシ
Habrissus longipes (SHARP, 1891)

いつもの ( キマダラヒゲナガゾウ ) かと思いましたが
容器に入れて眺めると、あ... これ違う!と感じました。
ヒゲナガゾウは大好きです。 帰宅して同定するのが
楽しみでした。 報告すれば 県2例目だと思います。

 
今回も納得の行く調査ができました。

帰りに 二重ばきの長ズボンを脱いで
スッポンポンで 水浴びをしていたら
Kトラの 爺さんに見られました。>_<
人との遭遇など 滅多にありませんので
ちょっと 油断してました... (^ ^;;


 


“ 大きいの ” が続々と出ています。
暫く “ 小さいの ” ばかり凝視していたので
鮮やかな色彩に 面食らってます。。ww

キノコにつく種類が 一掃された感がありましたが
8月になれば、また新たな役者が出揃うのかな。。

いずれにしましても、あと少しです。


○主な確認種 は現地初 (2, 3は 県 2, 3例目は県初?


ヒメクロデオキノコムシ
 Scaphidium incisum LEWIS, 1893

アオタマムシ
 Eurythyrea tenuistriata. LEWIS, 1892

ムネアカクシヒゲムシ
 Horatocera niponica LEWIS, 1895

ヒメキマワリ
 Plesiophthalmus laevicollis HAROLD, 1878

キマワリ
 Plesiophthalmus nigrocyaneus MOTSHULSKY, 1857

オオヨツスジハナカミキリ
 Bellamira regalis (BATES, 1884)

ルリボシカミキリ
 Rosalia Rosalia bateshi HAROLD, 1877

ナガアシヒゲナガゾウムシ※2
 Habrissus longipes (SHARP, 1891)


その他、多数。。