14.08.02-
(Sat) 再出発編 協力調査@やり残した課題に挑む (1)
                                                                                                     
やり残した課題に “ けじめ ” をつけるため。。
とりわけ、yasu くんの志を完遂させるべく

数年ぶりに御山の頂上へ荷物を担ぎ上げました。

 


雨の心配はなさそう。

この後 山麓でyasu くんと待ち合わせ
15:30に登山を始めました。


..
  


重量13kg + α(ガソリン) の発電機。
これを片手にぶら下げながら
遠い山頂付近を目指しました。


  


今回は更に、自作のUVライトトラップも準備しています。

  


もう少しです!@16:20

  


到着しました。 @16:31

ちょうど 1時間ぐらいで 第一関門クリアです。

サラッと書きましたが、早くも
精根尽き果てた心地でした。。^ ^;;

 

ブナ類、シデ類、ホオノキなどの大樹に囲まれて。。




少々の休憩を挟み、ナイターの準備に取り掛かりました。

最も見通しが良いポイントでしたが
ブユの大群に襲われ しんどい思いもしました。。
もう、されるがまま。。といった感じです。

しかし、突然 大型のコバネカミキリ♀が飛来したことは
嬉しかったですね。

   


準備が整った後は、日没を待ちながら
「本命」の手掛かり探しに専念しました。

    


やはり、開いてますね。。
明らかに 最近のものです。

坑道のパターンが読めないので
種類を断定することはできませんが。。

棲息している可能性は濃厚です。

  

気が早まり、薄暗くなり始めたところで スイッチオン!
自作した UVライトトラップも 7基設置しました。

 


ここで 明かりを灯したのは、我々が初めてじゃないかな?
木馬に潜入したジオン兵風にw@19:21


  


ここでの昆虫の記録は
ホソアカガネオサムシ 1数種類のみ。
はじまりはそこからでしたので
あらゆる甲虫を採集しました。

   


UVライトはムシを集めますね。。

勿論、度重なる現場の下見があってこそ
功を奏するものですが。。


  


機材一式をまとめ、下山という最後の関門を
無事に乗り越えました。@23:12

肉体的にも 精神的にも
寿命を縮める思いで臨みましたが
本命については空振りでした。
まぁ、そう簡単にはいきません。

中途半端な気持ちではおりませんので
当然 リトライするつもりです。

  
 
○採集した甲虫を 少しだけ。。
 
 
ダイミョウアトキリゴミムシ
Cymindis daimio
BATES, 1873
ダイミョウナガタマムシ
Agrilus daimio
OBENBERGER, 1936
 
コバネカミキリ ♀
Psephactus remiger remiger
HAROLD, 1879
クリサビカミキリ
PterolophiaPterolophiacastaneivora
OHBAYASHI et HAYASHI, 1962
 
 

Psephactus remiger remiger HAROLD, 1879