ここの調査を始めてから、早いもので およそ 9年の歳月が流れようとしています。
お陰をもちまして、今年も 「甲虫の記録@その6」 を、無事に公表できました。
「樹林の様相と甲虫の記録」 を含めれば 全7報になりますかね。。
振り返ると、様々な想いを 語り尽くしてきたように感じます。
そして... 「その7」 に向け なおも一歩 前進するために
2015年のラストも、やはりここで仕上げることにしました。
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さあ出発。。@9:10
大好きな山へ出かけるのは、7月下旬以来
およそ 5ヶ月ぶりになります。 楽しみです。
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およそ 2時間後に、とある林道へ入りました。
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どん!途中ですれ違った老夫婦の情報通り
相変わらず 「ここまで」 でした。
目的地までの距離を考えれば
もはや諦めてもいい時間帯でしたが...
“ せめて挨拶ぐらいしてこなければ!”
と思う気持ちが勝り
最小限の荷物を背負って、再出発しました。
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長い長い 林道歩きが始まりました。
遠方の山並を眺めると。。
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あんなところにも...
未踏の自然林は、まだまだ残されているようです。
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右手の沢筋に目をやりながら
黙々と前進しました。。
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基本的に植林ばかりの林道ですが
時折 良好な景色も映ります。
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陽射しを受ける竹林です。
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かつて ここの蔓からは、黄色いのが 3つ出てきました。
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歩き始めて 1時間 15分後。。
ようやく本来の 第2次スタートライン に立てました。
しかし、猛暑日だった 5ヶ月前と比べれば
体力の消耗度が随分軽減されましたよ。
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夏季に草刈りされていたので
割と登りやすかったです。
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13:14。 ようやく目的地へ辿り着きました!
三脚を立てて、年賀状用に一枚。。 ^ ^ヾ
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いつも眺めていた アカシデの立ち枯れは...
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先端の方が折れてました。
何が入ってるのかな。。
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はい、お約束の てっぺんです。
最後に またやってこれて、嬉しかったです。
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代り映えしませんね。。
ちょうど 1年前にも、同じ場所を撮ってます。
案外 こちらからの方が アプローチしやすいかも。。
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林内へ戻り、材採しました。
(3)-(4)間尾根の南斜面です。
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足腰が かなり鍛えられますよ。
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でも、谷底まで降りる時間と余力は 全くありませんでした。。
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陽が落ちないうちに、手際良く。。
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せっかくブナ帯に来たのだから。。
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それらしい写真もね。。
澄み渡った冷たい空気。。
樹々が織りなす 美しい景色。。
本当に来てよかった。
嬉しさが込み上げてきましたよ。
それに... 春先への期待を込めて
材木まで担げたのだから
もう何も言うことはありません。
少々の荷物が増えたとしても
折り返しは延々と下りになります。
何とかなるでしょう。。
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引き返します。
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道中... 沢の向こう側に 新たな蔓を発見。。
どうにか歩み寄って
“ 潜んでいる箇所 ” を見極めました。
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はい... 食痕です。
さすがに分かってきましたよ。
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そして、フトカミキリ亜科の幼虫です。
帰り道になって、ようやくムシが登場しましたね。。
せっかくなので、このポイントからも
少しだけ材採させてもらいました。
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大洪水... T○T @16:05
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向かい側の斜面です。
上方には、若いモミがちらほらと。。
なかなか魅力的な尾根筋です。
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植林の隙間から。。
西陽を受ける自然林です。
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格子戸ごしに 薄明りが差し込んでいるみたい。。
なんだか和のテイストですね。。
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いつか、あの辺でもムシを見つめてみたいな。。
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今回は、およそ 15km 16,500歩ほどの
気持ちの良い山行となりました。
お世話になってきた大好きな山に
今年もまた御挨拶できて、ホッとしましたよ。。
どうも ありがとうございました。
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広大な植林地の片隅に、ひっそりと残されたこの山では
ごく稀に、近県から訪れる方々と お話ができます。
ピークハントや尾根筋の縦走を目的とされる方。。
山菜採りや、花、景色の撮影を楽しまれる方など 様々ですが
一息いれて、ゆったりと山への親しみを分かち合えれば
心が和みます。
夜間における雷雨に 恐怖を覚えた記憶もありますが
来年で10年目を迎える経験と理解の上で
もうしばらくの間、この山に棲息する甲虫の調査に携わっていたいです。
1年間お疲れ様でした。
また来年もよろしくお願いいたします。m_ _m
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持ち帰った材の一部です。 今回は少なめでしたが
新たなストーリーが繋がることを 期待しています。
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