030928
この夏はクワガタ採集を満喫した。そして、クワガタを探す中でその他の様々な昆虫達にも出会った。カミキリに出会い、シマゲンゴロウに出会い、そしてタガメに出会った。。
水棲昆虫・・・これについては、小学校のころは、その知識としてミズスマシ、ミズカマキリ、タイコウチで精一杯であり、家族旅行で東北に行ったときにゲンゴロウを見つけてビックリした経験、そして、兄が学校帰りにタガメの死体を拾ってきたのを見て驚かされた経験があるくらいだった。兄は小学校の頃から、色んな虫に興味があったらしく、私の数倍の水棲昆虫の名前も知っていた、が、実際に見たことのあるのは私とほとんど変わらないはずである。
それが、今年の夏、クワガタ採集の延長でタガメ、シマゲン、コシマゲン、ガムシなどに出会ったことで、兄も私も「水棲昆虫ってなかなか魅力的じゃん・・・?!」と見直してしまったわけである。
とりあえず、小学校以来見ていない大き目のゲンゴロウ(ゲンゴロウ、クロゲン、マルゲンなど)、そしてかつて見たことの無いコオイムシを採集することを目指していこうと思う。もちろんクワガタ採集同様に最初は地元採集にこだわりを持って行きたい。。。
兄と話し合いの結果、「とりあえず、実家の周辺から、散策してみよう。」
ということで、長靴、網を準備しながら、父を誘ってみると、
「しゃ~ね~な~!ヤス(私)に付き合ってやるか~!」
という返事が帰ってきた。でも顔はうれしそう(^^)
基本的に釣り好きな父。クワガタよりも水棲昆虫採集の方がより食いついてきた(^^)。
それでは、水辺に向かってしゅっぱ~つ(^o^)/
実家周辺にはいったいどんな生き物が潜んでいるのか・・・。
おそらく、タガメ、ゲンゴロウは期待できないと予想される。(クワガタの灯下採集で、それらの生存は確認していないため・・・)
最初のポイントはこんなところ・・・。
水の中を覗き込む兄。。。
早速、網を入れてみると、
「何かいる!!」
「エビだ!」
沢山のエビ!
いくらでも取れる。。
こいつらは以前、湖で捕まえたことがある。かき揚げにして食べるとめっちゃウマいのだが、
今日は、食料調達に来たわけではない!
ということで、エビは無視して、水棲昆虫を探す。
すると、思った以上に簡単に、
ミズカマキリ
タイコウチ
そしてミズスマシが見つかった。
ん~小学校の時のプールを思い出すな~(^_^;)
気がつけば、一番?夢中になってた父。(^^)
ここには、エビ、ザリガニ、おたまじゃくしは沢山いるようだが、水棲昆虫はあまり多くないようだ!
場所を変えてみよう・・・・。
今日は、遅めに家を出たため、もう少しずつ暗くなり始めて来ている。
次のポイントを適当に決めて、
「きけん」なところを見てみるも、
水棲昆虫は何もいなかった(-_-;)
おそらく、水の流れが早すぎたのと、水深が浅かったためであろうと予想された。
こういうのも大事な経験である(^^)
次なるポイント付近。。(写真の湖の裏側の水路)
もうちょっと沈むの待っててね!
残す時間は20分。。。とりあえず、網入れしてみようか・・・。
夢中になる私。。。
何度も網をいれていると、なにやら、ミズスマシよりは少し大きめ、しかし、タイコウチよりは小さめの水棲昆虫が網に入っていた。。。
「????」(私)
「何か入った~!」(私)
10 m 先にいた兄が走り寄る。
「っしゃ~! コオイムシだ~!」(兄)
小学校のころから図鑑を見ていた兄が言うのだから間違いはない。
「やった~!!!!!!!!!!!!!!!」
はじめてみた。大きさ的にはシマゲンゴロウと同じくらい(15~20 ㎜)だ!
こんなにすんなり採れるなんて思っていなかった。正直うれしい(^^♪
網に入っていたコオイムシ
なかなか写真がウマく撮れん(^_^;)
ちなみに、この虫は♂が背中に卵を背負って、生まれるまで面倒をみるそうだ!いつかは、卵を負ってる姿を見てみたいですな!(^^)
これで最初の水棲昆虫採集編は終了~!
ん~!短時間ではあったが楽しい採集であった。
またぜひ水棲昆虫採集に行きたい。
満足げに帰宅(^^)(^^)(^^)
結果
ミズスマシ
ミズカマキリ
タイコウチ
コオイムシ