070804
午前の部(スネケやクスベニ)・・・
Wさんのご教授のもとスネケブカを採らせていただいてから1週間、
またまた楽しみにしていた日、採集三昧の日がやってきました。
午前中はMKのメンバー(Wさん、Hさんご兄弟、Iさん、兄)の採集会に私も参加させてもらう予定。。。
で、午後は兄とともに灯火セットを持って山登りをして、いまだ未経験の山で灯火を張る予定。。。
朝から興奮せずにはいられません!(^^)v
早朝、そそくさと支度をして、車に乗り込む・・・。若干スタートが遅れたが、順調に向かう・・・。
途中、飛翔カミキリをみつけて、車を停めてしまったが、ヨツスジハナカミキリであった。
ヨツスジハナなんて採っている場合じゃない! 急げ〜!!
到着すると、Wさん、兄はすでに到着していた。
天気は曇りだが、時々晴れ間も覗かせる。。。
これならいけそうです。
程なくして、Hさんご兄弟が登場。
県内で伝説のコブヤハズを採集したHさん。
伝説のヒトと顔合わせできて、私の目はまるで有名芸能人をみるような目になっていたかもしれません。
でも、とても気さくなご兄弟で、車を降りるなり、手際よく網と椅子とクーラーボックスをセッティングして、ビールを飲み始めた・・・。
さすが、貫禄がちがいますね〜。。。(^o^) その採集スタイルに焦りや欲は微塵も感じられない。
あの余裕が自分の身にも染み付いたら、私にもコブヤハズがとれるのかもしれない???
ま、それはともかく、すでにWさんはスネケブカを採集している。。。。さすがである。
私の今日の狙いは、未採集種・・・。
兄もHさんの採集兵器を使って見事にゲットした模様。
スネケブカヒロコバネカミキリ
同種を狙って偶然居合わせたNさんも念願かなって採集できたようだ。
そして、本日の主役であるIさんも見事な網さばきで、スネケブカを数頭ゲットした模様。さすがですね!
私は、スネケブカは採集せずに他のヒトが採集する様子を楽しんだ他、ヘリグロリンゴ、センノキカミキリなど地味な種を採って楽しむ。
そんななかWさんの力をかりてクスベニカミキリをゲットすることができた・・・(しかも兄が(^_^;))。
このねっとりとした紅色がなんともたまりません。
クスベニカミキリ
決してかっこよくはないですが、貴重な一種・・・うれしいです。
午前中の採集は終了し、それぞれが方々に散る・・・。
私は、兄とともに一度下山して、ラーメン屋にてエネルギーチャージ!!!
なにせ、灯火セットを抱えて山登りをしないといけないですから・・・。
午後の部(灯火)・・・
エネルギーチャージ後は、山の麓まで行って、少しだけ仮眠・・・。
私も兄もどうやら寝不足のようです。
さて、万全の準備が整った状態で、支度を始める。
私は8キロ?ほど、兄は16キロ?ほどの荷物を抱えて、山を登る・・・。
道はあるものの、ほとんどヒトが通らない道のため、かなり険しいことが予想された。
で、実際上ってみると、道がほとんどなくなっているところも・・・。汗
暑い・・もうだめだ・・・。 でももう引き返せない・・・。
とりあえず、灯火に虫がいっぱい集まる姿を想像して必死に一歩一歩進む。
山に入るときは極力長袖長ズボンを着用するようにしているが、
途中暑さに耐え切れずに長袖を脱ぎ捨て、気合を入れなおす。。。
最後には、重たい荷物を運んでいた兄にも抜かれて、へとへとになる私・・・。
まってくれ〜ぃ!
沢に出て上っていったところで、もうだめだ〜 限界・・・。
山頂での灯火は諦めて、今日はこの辺で灯火を張ろう!
ちょうど、灯火を張れるところもあるし・・・(^^)v。
とりあえず、清流で汗を拭く兄・・・
どうでもいいけどすげー筋肉(^_^;)
一息ついたところでセッティング開始!・・・。
セット終了後に、下山時に道に迷うといけないと、兄が、帰り道を作り(草の掻き分け作業)に向かった。
その間、私は山中を散策・・・。
1時間程して戻ってきた兄が、なにやら手に持っている・・・。
なんと、懐中電灯・・・・。(^o^)
それは、私が持っていたはずのものではないか〜!
危ない危ない!これがなければ帰るに帰れないところだった。。。(^_^;)
見つけてくれた兄に感謝!
そして、19:00 にライト・オン!
ぶい〜ん
すると、すぐにムシが集まってきた。
沢沿いだからだろうか?、カワゲラ類、蛾が大変多い。。
コガネムシ類、コメツキムシ類、各種クワガタが そこ×2 飛来したが
カミキリに関しては、ビロウドカミキリ、ノコギリカミキリ程度・・・。
たかが雑虫
されど
雑虫
カミキリ的には期待するような成果は得られず。ちょっと残念!
あ〜持病の頭痛が少しではじめた(>_<)
へたばって倒木にもたれかかって仮眠をとる私・・・。
その後、3時間ほど灯火を続けてみたが、ほとんど甲虫が来なくなってしまった。
ん〜今日のところはこれまでか・・・。
どうする〜??
山中に機材を残したまま一度下山するという案もあったが、
下り道だしなんとかなるだろう・・・という意見が一致し、
一式を抱えて下山することにした。
最後の力を振り絞り歩き続けた。
夜の部の成果は満足いかなかったが、冒険心的にはかなり満足がいった気がする。
楽しけりゃいいのだ。虫採りにはそれが大事なのだ。
雑虫にも珍虫がいるかもしれないし・・・ネ!
と、いうことで今回の採集はこれにて終了・・・。