090510
5月ってこんなに暑かったでしたっけ???
とてもよい天気で1す。
本日も午後から予定があるため、午前中のみの採集となります。
狙いは、GWに引き続き、まだ見ぬトラカミキリやその他のカミキリ未採集種です。
シーズンインすると、自然に週末のほうが平日よりも早起きになります。
一目散に、車で40分ほどのカエデの花が咲いているポイントへ・・・。
朝7時に現地到着・・・。
現地もとてもよい天気のようです。
どれどれ、まずはヒト掬い。。。ワサワサ!!!
お、朝から入りますね〜!朝食を食べに来ているのかな???
以下の種が多数入ってきます。
キバネニセハムシハナカミキリ
アカイロニセハムシハナカミキリ
ピックニセハムシハナカミキリ
トゲヒゲトラカミキリ
ヒメクロトラカミキリ
トゲヒゲ
キバネ
で稀にナガバヒメハナカミキリが入ってきます。
何度、どこを掬っても同じような顔ぶれなので、少し別の樹種を見てみよう!
てなわけで、網掬いを小休止し、ビーティングへと切り替えます。
といっても、その付近にはビートできそうなめぼしい樹種はないため、
手当たり次第に、ビシバシとビートしていく。
お、なんか入ったぞ・・・。
ご無沙汰しております。
極小のカッコウカミキリです。(^o^)
残念ながら片方の触覚がとれてしまっておりますけどね。。。。
その後、しばしビートを続けるもせいぜいトゲヒゲトラくらいしか落ちてきません。
うむ!やっぱり無鉄砲なビートではだめか・・・!
てなわけで、少し先までポイントを移動してみることにします。
移動中咲いていた花
に、爆発していたハムシ
残念ながら、この花には全くカミキリは来ていない模様です。。。
移動したポイントにも沢山のカエデが咲いています。
早速、網を持ち出しスゥイープしてみます。
ワサワサ!
するといきなり!!!
やった!アカネトラカミキリが入りました。(^o^)/
ベニカミキリ
ナガバヒメハナカミキリ
セスジヒメハナかミキリ
なぜかヒメスギカミキリも・・・。
横をみるとスギ材場がすぐ横にあり、ヒメスギがワラワラと活動しておりました。
そんなこんなで掬い続けていると・・・。
「何とってんの???」(●^o^●)
かたことの日本語が幼児の声で聞こえてきました。
振り向くと、2歳ほどの男の子がヨチヨチ歩きながら近づいてきてます。
その横には4歳ほどでしょうか?お兄ちゃんもいました。
そして、その後ろのほうから、
「すいませ〜ん!」
とその子達のお母さん・・・。
どうやら、近くでお弁当を食べていたようです。
「ムシとってるんだよ!」
と答えると、
「ママ!ムシィ!ムシィ!ムシィ!」
と喜ぶ2歳児。
「どんなのがとれるんですか?」
という質問に、
これまで採集した、透明のケースに入れたカミキリムシやゴミムシを見せると、
3人とも興味深々に眺めていました。(^o^)
「これ(カッコウカミキリ)もカミキリムシですよ!」
と教えてあげると、
「え?カミキリってこんな(シロスジカミキリサイズ)やつばかりだと思ってました!」
と驚きの表情を見せてました。
そして、2歳の子供が、夢中にムシを凝視しており、なかなか容器を返してくれません!笑
なんとも心温まる微笑ましい時間でした。
さて、ここももう打ち止めのようなので、先ほどのポイントに戻って見ましょう。
そろそろ第2陣が飛んできているに違いありません!
移動・・・。
最初のポイントに戻り、一番蜂が飛び交っているあたりのカエデの花をスウィープしてみる。
お、ヒゲナガコバネが入ったみたい!
先週も同じエリアでコジマヒゲナガコバネが入っているので、きっと同じだろうと思い、。
何気なく指で摘みあげてみると、なんだかやたらと黒いではありませんか・・・!
なんかいつもと違う感じがする・・・。
こいつ!
こう感じたときは80%の確率でその感は当たっています。
コジマではない、コボトケとは明らかに違う、ヤマトチビコバネは論外・・・。
となると、オダか?もしくはホソツヤヒゲナガか???
私の記憶では黒いヒゲナガコバネといえば、オダかホソツヤのどちらかです。
ただし、ホソツヤは県内ではまだ1例しかない劇レアなため、オダだろうか・・・?
そう思いつつ、追加個体とトラカミキリを狙って採集を続けます。。。
しかし、採れるのは、上記にあげてきた種ばかりで、変わったものはとれません・・・。
しいて言えば、シロトラカミキリが入ったくらいです。
さて、そろそろ下山しないといけない時間ですね。
網をたたみ、車へと乗り込みます。
まだ見ぬトラカミキリはまた次に挑戦です・・・。
後ろ髪を引かれつつ下山・・・。
帰宅後、早速、気になるヒゲナガコバネの撮影会・・・。
うむ!みればみるほど怪しい・・・。
と、ここはオダを沢山みている兄にも相談し、4つの目で確認してみることに・・・。
後日・・・
「うん!あれは間違いなく、ホソツヤヒゲナガコバネですね!」
との回答・・・!
小さくそしてガッツポーズをしてニンマリ(^^)v
ねらってもなかなか採れないカミキリが採れるとほんとラッキーです。
あとは、県内残すところのヒゲナガコバネ類はコボトケです。
コボトケも今の私には難易度の高い種ですが、3年以内に採れるよう、がんばってみたいと思います。
おまけ・・・
それから、本日は兄から嬉し知らせもありました。
電話の向こうからの声。
「春に採ってきたハリギリ材から、でちゃったよ!ジュウニキボシ!!」(^^)v
「な・なに〜!!!」\(◎o◎)/!
やったなぁ〜! 狙い通りのホスト材採だなやぁ〜!県内では極珍だっぺな!