桑田真澄投手
球技がそれ程得意ではなく、あまり野球には関心がなかった私でさえも “ 虜にさせて頂いた方 ” です。
そんなド素人の私が、Gの「18」を背負う偉大な投手について語るなど、非常に恐れ多き事である事ぐらい充分に承知の上ですが、尊敬の念も込めて、あえて書かせて下さい。
桑田投手は「野球人」ですが、私と同じ様にピアノを弾き、そして武道をたしなみ、ブルース・リー先生を尊敬しています。 勿論その事に共感がわくのですが、むしろ私が言わせて頂きたい事は、彼が日々努力を怠らず、あらゆる分野から積極的かつ柔軟に物事を学び、人生に役立てようとする姿勢を、ブルース・リー先生と同様に見せ続けてくれていると言う事です。 キャリア・コンサルタントの本田勝裕氏の言葉をお借りすれば、「野球道」に生きる「求道者」の様な姿を、常に魅せてくれているのです。
当然、全盛期程の球威は無くなりましたが、少なくともファンである私達の目には、輝き、オーラが見え続けているはずです。
正確なコントロール、緻密な野球理論に裏付けされたプレーに加え、常に全力で闘おうとする姿勢が彼の野球の真髄であり、世間一般のイメージでもあるのですが…
ここぞという踏ん張り時、決して体が大きくはない彼が、体の大きな強打者に120%の力を持って立ちむかおうとする時に、冷静な男に「熱き情念」(とでも言うのでしょうか…)が宿るような気がするんです。 一球入魂です。
そして普段物静かな彼が、屈強な山を乗り越え一瞬の雄叫びをあげる時、うつむいてマウンドを駆け降りる時、私は幾度も鳥肌を立ててきました…。
「200勝」を目標に掲げる桑田投手の足跡を、私がコレクションしている(自室の壁面に貼っている)スポーツ新聞の一面を通して、僭越ながらご紹介させて頂こうと思います。
●1994年
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※7/6、故郷甲子園で100勝達成! ※当時藤沢市に住んでいた弟から ※の提供。 |
※8/13、セ・リーグタイ記録1試合 ※毎回の16奪三振を完封で達成し ※見る者を圧倒した。 |
※10/31、MVPに輝く。またリーグ ※トップとなる、最多奪三振185も ※記録している。 |
●1997〜98年
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※97/4/6、肘の手術を乗り越え ※18番がマウンドに復帰! ※683日ぶりの勝利! |
※98/4/24、故郷の甲子園で ※1072日ぶりに完投勝利! ※ |
※98/6/29、粘りの投球で通算 ※140勝目をマーク! ※ |
●2001〜02年
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※01/8/10、久々にガッツポーズが! ※節目となる通算150勝をマーク! ※ |
※02/6/19、延長11回、原新監督 ※の代打起用が見事に的中! ※V打を呼ぶバスター安打! |
※02/8/20、牧原を超えた!球団 ※歴代7位となる通算160勝目を ※マーク! |
●2002年
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※02/9/11、4年ぶりの2桁勝利 ※に加え完封勝利!この時点で ※防御率トップに踊り出る! |
※02/10/4、8連勝12勝目、防御率 ※トップ2.22!後に川上、井川らを ※抑えタイトルを奪取! |
※02/10/27、日本シリーズで ※7回1失点の好投!2002年は ※走攻守の18番が躍動した。 |