- 今日のガンダム:文月 -
2005年7月
05.07.06-(Wed) |
~今日のガンダム(第36話:恐怖!機動ビグ・ザム)~ 連邦のソロモンへの攻撃が続いてきます。 その様な中で、Gファイターが被弾したことにより、スレッガーが、一時ホワイトベースへ着艦します。 その事が気になって仕方がないミライを気遣ったブライトは 「僕だって見守るぐらいのことはできる。」 と、ミライを一時、持ち場から外してやります。 なかなかの心意気です。ブライトさん。 で、ミライとスレッガーが急接近します。 ミライ:「中尉、死なないでください...。」 スレッガー:「ミライ少尉、人間若いときは色々あるけど、今の気持ちをあんまり気にしない方がいい。」 ミライ:「どういう事でしょうか?」 スレッガー:「まぁ、いいでしょう...。」 前回のカムランとの件以来、ミライの気持ちは完全にスレッガーに移っていたということです。 スレッガーは、母親の形見である指輪をミライへ託し、別れ際に口づけを交わし、再び出撃します。 一方、月のグラナダからは、マ・クベ隊がソロモンへ救援に向かいます。 前回、脱出カプセルでソロモンを出た、ドズルの妻であるゼナや、息子のミネバは 無事にマクベ隊に救出されました。 ソロモンでは、ジム、ボール、ザク、ドムなど、数多くのモビルスーツが入り乱れて死闘を繰り広げています。 さてさて、遂にここで、ドズル中将が、巨大なモビルアーマー・ビグザムで出撃です! 「今、確かにビームを跳ね返した!」 と驚くスレッガー。。 そうです。 装甲が非常に厚く、強烈な攻撃力を持ったビグザムは強すぎなんです。 「圧倒的じゃないか!」 と、驚きを隠せないアムロ。。 壊滅的なダメージを受けたソロモンのジオン軍は、このビグザムを中心に 連邦軍の中央突破を図ろうとしますが、そのやり方は、まさに正解でした。 また、ドズルはビグザムに乗り合わせていた、他の兵士達を途中で脱出させます。 ビグザムは私が預かる! かぁ~。。。本当に男ですねぇ。。 そして、ビグザムのビーム砲で虫けらのように溶かされていく、連邦の船や、モビルスーツ。。。 その様子を見ていられなくなったスレッガーは、Gファイターとガンダムを合体させて 至近距離からの2重3重の攻撃を仕掛けようとアムロに提案します。 つまり、特攻をかけるから、「アムロ、後は頼む。」と言うことです。 そして、特攻開始です。 「哀しいけど、これ、戦争なのよね!」 う~ん、スレッガーの名言ですね。 出撃前のミライとの接近に、関係があるのかないのかは分かりませんが 母の形見を預けてきた事などを考えると 彼の中に、何らかの後押し、もしくは覚悟のような物があったのかもしれません。 しかし、ビグザムの下方から特攻した結果 スレッガーは、突破口を切り開いたものの、 ビグザムのかぎ爪によって宇宙へ放り出されてしまいます。 宇宙に散ったスレッガーを目の当たりにして怒り爆発のアムロは、ビグザムにとりついてビームサーベルで斬りつけます。 脳天からの“カブト割り”です。 まさかの自体発生で、爆発寸前のビグザム。 しかしドズルは、最後の最後まで、マシンガン片手に生身でガンダムに立ち向かいます。 スレッガーもそうですが、このドズルも、ほんと、男です。。 「やらせはせんぞー!この俺のプライド!ジオンの栄光!やらせはせん!」 このシーンもまた、すさまじいです。 アムロは、ビグザムの爆発寸前に、ドズルの背後に浮かび上がった、怨念を思わせる幻影を見ました。 いや~、恐ろしい... (^-^; こうして、連邦は、ソロモンの壊滅に成功しました。 戦いの後。。。 マ・クベ艦隊では、マ・クベが一言。 「ソロモンが、落ちたな...。」 それを聞き、ゼナが泣き出します。 相変わらず、デリカシーのない男です。。 ホワイトベースでは、ミライが... 「嘘だって、言えないのね、アムロ...。」 スレッガーの死を、アムロから聞いたミライは泣きじゃくります。 可愛そうですねぇ...。 複雑な心境のブライト。 ここで、“いまはおやすみ” という戸田恵子さん(マチルダ役)が歌う曲が 初めて流れます。 女性の優しさが込められた、哀悼の詩です。 くたびれ果てたセイラやカイが、パイロットスーツのまま ひとときの眠りにつき、宙を舞います。。。 |
05.07.13-(Wed) |
~今日のガンダム(第37話:テキサスの攻防)~ アムロは、フラウに健康診断を受けていました。 フラウ:「アムロって怖いくらいたくましくなったのね。」 アムロ:「ごめん、何も僕...。」 元々とても親しい仲だった二人の間には その後の戦場における環境の違いから、いつの間にか大きな距離ができていました。 しかし、お互いを尊重できる二人の絆が形成されているのも事実でした。 ホワイトベースは、宇宙の暗礁地帯であるデキサスコロニー付近へ向かいます。 台地が砂漠化し、人が住まなくなったコロニーです。 ここで出ました!マ・クベ専用のモビルスーツ、ギャン! ガンダムを倒せば二階級特進、それからシャアへの見せしめになる。 これを念頭に入れ、色々とセコイ罠を仕掛けて(これがマジでセコイんです。) ガンダムを、宇宙から、テキサスコロニー内部へ誘い込みます。... (^-^; そのコロニーには、シャアとララアがいました。 砂漠の中の、幌馬車の中で、フラナガンが、ララアの脳波を調べていました。 ララアは孤児で、それをシャアが拾い、パイロットに育成していたことがここで分かります。 で、ガンダムvsギャンに戻しましょう! サーベルを用いての、まるでフェンシングのような古典的な戦いが続きます。 そこへ、シャアが専用のゲルググで出撃し 援護に入りますが 当然の事ながら、マ・クベはそれを拒みます。 ... (^-^; 「シャア~!退け~! 私なりの戦い方があったからこそ、ガンダムをここへ誘い込んだのだ!」 束の間の出来事でしたが、赤いモビルスーツが出てくると ガンダムも、「ギャンの事なんか」って態度に変わり 何だか場面をさらわれたって感じがしました。 これではマ・クベも黙ってられませんね ... (^-^; そしてシャアは、邪魔はせんよと、遠くへ離れ見守ります。 「大佐は、なぜ助けてあげないんだろう?」 と、バギーから戦況を見詰めるララア。 しかし、あっけなくギャンはやられてしまいます。 弱すぎです...マ・クベ。 ... (^-^; アムロには、「汚い手しか使えないお前には、もう勝ち目はない!」とか 「もう、剣をひけー!」などとも言われてしまいました。 ... (^-^; マ・クベが残した最後の言葉は 「あの壺をキシリア様に届けてくれよ!あれは、良い物だ!」 …でした。 良く分かりません。 ... (^-^; ただし、キシリアに忠誠を誓っていたことだけは、改めて良く分かりました。 それから、ギャンにとどめを刺す瞬間に 「もう、おやめなさい!」 と言うララアの声がアムロに伝わったことも見所でした。 シャアはマ・クベに対し 「それ見たことか!付け焼き刃に何ができるというか!」 おおせのの通りです。 ... (^-^; 強風が吹き荒れる砂漠の中で 「ア・ム・ロ・・・」と呟いて頭を抱えるララア。 同じく、「ラ・ラア・・・」とアムロ。 ラストは、アムロとララアの共鳴で幕を閉じました。 ちょっと怖い空気でした。。 |
05.07.20-(Wed) |
~今日のガンダム(第38話:再会, シャアとセイラ)~ テキサスコロニー内では ガンダムとシャア専用ゲルググの死闘が開始されます。 ゲルググの攻撃を、次々と交わすガンダム。 シャアは、ガンダムのパイロットがニュー・タイプであることを悟ります。 一方アムロは、ガンダムが自分の操作についてこれない事に もどかしさを感じ始めます。 そんな戦いも、あと一息の所で、幕を閉じました。 「ニセの爆発で、あのパイロットを騙せたとは思えんが... 」 と、シャア。 その頃、ホワイトベースからは、セイラがアムロを探しに出かけます。 そして、偶然にも、シャアとセイラがバッタリ出会います。 ここから始まる、シャアとセイラの会話は、音声通信でブライトに筒抜けです。 「誰と話しているんだ...!?」 と、ホワイトベース内のブライト。。 「ニュータイプを敵にするのは面白くない。」と、セイラに打ち明けるシャア。更に 「もう手段を選べぬと言ったはずだ。 私がマスクをしている訳が分かるか??私は過去を捨てたのだよ。」 う~ん、名言でした。 「船を下りろよ。」 と、セイラに告げて、ザンジバルに戻ったシャアは コロニーを出ます。 それを迎え撃つワッケイン隊ですが、無惨にも撃破されてしまいました。 後を追ってホワイトベースが駆けつけたときには もはや残骸しか残っていませんでした。 その後ホワイトベースには、シャアから、無記名でセイラ宛に、船を下りるよう、金塊と手紙が届けられます。 あの優しいキャスバル兄さんはどこへ行ってしまったのか... 哀しみにうちひしがれる、セイラこと、アルテイシア・ズム・ダイクンでした。 |
05.07.27-(Wed) |
~今日のガンダム(第39話:ニュータイプ、シャリア・ブル)~ ソロモン内で、事件が起きました。 奇妙な声と共に、どんどん連邦の船が沈んでいきます。 全てエルメスのララアが仕掛けた物です。 ちょっと不気味です。 ... (^-^; アムロも戦場で、ララアの声を聞きます。 「呼んでる...誰かが僕を見ているようだ。」 一方、ギレンは、木星帰りのシャリア・ブル大尉と立ち会います。 どうやら、シャリア・ブルもニュー・タイプの様です。 別れ際、 「私が君をキシリアの元にやる意味は考えておいてくれよ。」 と、ギレン。 この言葉から、ギレンとキシリアは、兄妹ながら危険な関係のように伺えます。 一方、先週の続きになりますが 当然ブライトが、セイラからコロニーでの出来事を聞き出します。 ブライトは、セイラから、コロニーで会話をしていたのは、赤い彗星のシャアであり かつ2人は兄妹で、ジオンの子であることを打ち明けられ 愕然とさせられます。 しかし、戦いに私情を持ち込まないとするセイラの意志を信頼する事にしたブライトは 「君の強さには敬服するだけだ。」と応えました。 シャリア・ブルは、シャアとララアにも立ち会います。 いち早く、ララアの能力に気付いたシャリア・ブルは、やはりただ者ではないようです。 「で、私からは何を感じるのだ?」 と、さりげなく問いつめるシャア。 そこは紳士なシャリア・ブル。 即座に賢明な、気の利いた言葉を返していました。 ... (^-^; シャアは、まだニュー・タイプとしてそれ程覚醒はしていないという事です。 シャリア・ブルは、早速モビルアーマー・ブラウブロで出撃しました。 ブラウブロは以前、テスト中の状況で登場しています。 あれは、この回の布石だったのでしょう。 ブラウブロの予想のつかない攻撃に、キャノン、タンクが大ピンチ! 「下がれ!こいつは違うんだ!」 と、アムロ。 ガンダムさえも、その攻撃(オールレンジ攻撃)をかわすのがやっとです。 しかし、前回同様、アムロはガンダムの反応が遅いことに苛立ちを覚えますが 何とかブラウブロを撃破しました。 ギレンとキシリアの間で上手に立ち回れなかったシャリア・ブルの立場を考え、あえて応援に出なかったシャアは 「ニュータイプは万能ではない。戦争が生み出した人類の哀しい変種かもしれん...」 と。。 「そんな!」 と、ララア。 ニュー・タイプ論争、激しくなってきましたね。 ... (^-^; ホワイトベース内では、アムロの発達した反射神経に、ガンダムがついていけないことが問題視され始めました。 アムロ、ほんと凄すぎです。 完全に別次元へ行っちゃってます。 ... (^-^; |