HOKOTAの縄文遺跡

K神台遺跡 石鏃の日

2020年 4月 2日


                                                                                                     

.. 蛙の鳴き声が 賑やかになった
春の日@11:35
 
伐採 → 整地 → “ やっぱり ” でした。
ソーラーパネルが並び始めましたね。
 

 
■エリアE

かつての陸田は 暫らく畑地利用の模様。

農道際に、石錘や 石斧類がまとまって
落ちてました。

どなたかが訪れて、置いて帰ったかな。。
  
ちょっと チェック。。
打製石斧(左)、磨製石斧(右)など。。
 


Kamata さんの ビニルハウス地。
先週の 春一番ばりの大風とか...
降り続いた雨の影響で、地面に
固形物が浮き上がってきました。
この時期ならではです。
ならば、土器を掘るのではなく
石鏃を探してみようと思います。
これ、セオリーです。
正面(南)へ向かって、地面を凝視
しながら前進。
  


南の端っこまで行って、折り返し。。
その直後、足もとに 一つ目を発見!
白く透き通るこの石、よく使われます。
  


振り出しに戻り、今度は北の端っこ
から、土嚢袋が並べてあるハウス際
を眺めていくと。。
なんと!早くも 二つ目を発見!!

初見は、あれ?矢じりなの?という
見栄えでした。何と言うか 滑らか。。
割った 削った という表面仕上げ
では なかったので。。
  

 
↑いったん Kamata さんのハウス地を
離れ、普段土器を掘りだしている傾斜地
を眺めてみたら... なんと、三つ目!!!
これは カッコいい!
あまりにも 上手くいき過ぎ。。
ちょうど、軍手を並べたところに 浮かんで
ました。


そして、再び ビニルハウス間の 作業通路
を凝視していくと。。
 


四つ目!!!!
小さいですが、精巧さでいえば 本日
一番の仕上がりでした。

その後も、やや大きめの五つ目を
見つけることができました。
これは、ハウス地と、かつての陸田地
の境界にある 斜面にて。。

 
■エリアA

せっかくなので、久しぶりに
道路を挟んだ、隣のエリアへ。。
 


マジですか。。こちらでも発見!
本日 六つ目です。

その後も、石鏃?らしき破片を
一つ拾い 帰宅しました。

本日発見した 石鏃です。
上段は エリアE、下段は エリアA。

すべて 縄文時代に製作された道具
のひとつです。 こうして眺めていると
また一歩 故郷、風土への愛着が
増すのですよ。。



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