採集履歴

“2004年 プチ採集” 編(1)



04.08.01 (Sun)
 Hill 「お魚、いいかも...」 
                                                                                                  

10日程前(04.07.20)、Mさんと採集に出かけて以来ずっと思っている...。

お魚、いいかも!

例え、ドジョウやタモロコ、コブナ等の雑魚であっても
Mさん宅で、水槽の中を泳ぎまわり、そして餌を食べる
その愛らしい姿を眺めていたら、彼らがとても美しく見えてきたのだ。

本日は、せっかく実家へ帰ってきているというのに
父ちゃん母ちゃんロドリゲスは、祖父を連れて出かけており
一人家に残されて暇だったので
散歩がてら、淡水生の小魚でもとりに行ってみる事にした。

おいおい、今日で3連ちゃんではないかいっ...(^ ^ゞ


〜 お魚とり 〜


まずは、以前、1,000円札のおじいさんがいた100円ショップへ寄り道して
網と、大型のプラスチック製洗面器、大きなビニール袋を購入。

よし、準備完了。 いざ!

流れ、流れて、前回と同じ田んぼ横の小川へ到着した。…16:30


とりあえず、以前のおさらいをしてみましょう。


早速、100円で購入した安っぽい網で
小川の縁のほうをガサゴソやってみる...。
果たして何が入るかな!?


ガサガサ!何から入ってくるでしょうか!?


ありょりょ!?


あれあれ!?


なんと、一番手は、タガメくんであった。
当然いてもおかしくはないのだが...。
ちょっと、拍子抜けするな...(^-^;


タガメLethocerus deyrollei:VUILLEFROY, 1864):♂


後ほどリリースするが、ちょっと嬉しかったので
とりあえず買ってきた洗面器の中に入れてみる...。
すると
両腕を前に伸ばし、洗面器の内側に沿って旋回するかのごとく

ぐい〜ん!

と泳ぎだした。
怖い目をしているが、おぬし、なかなか愛嬌があるな...(^-^;



泳げ!タガメくん♪


では、二すくい目と行こう!
ドジョウもすくいたいので、沈殿した泥ごとすくってみると...

!?


!?


なんと、またもやタガメくん...(^-^;


タガメLethocerus deyrollei:VUILLEFROY, 1864):♂


いっぱいいるなぁ〜☆
きっと、私と同じく小魚狙いなんでしょうね〜。
とりあえず君たちは、生まれ育ったこのフィールドで生を全うしてくだされ...。

バ〜イ♪


で、肝心なドジョウやクチボソ、コブナ等のお魚もこんなに沢山採れました♪
ナマズ系も少々...。
うししっ (^o^)!


写真では見えにくいですが、結構とれました♪


ありゃりゃ!?
つい夢中になっていたら、あっという間に2時間半が経過してしまったぞ...(^-^;
暗くなってきたし、そろそろこの場は引き上げよう。 …19:00

家にはまだこれらお魚ちゃんの飼育スペースを確保していないが
とりあえず、2重にした大きなビニール袋に入れて持ち帰ろう。
その要領は、先日のMさんのやり方を見ていたので大体分かっていた。
因みに、これはおまけ・笑☆


シマゲンゴロウHydaticus bowringii)♀



〜 夜の部 〜


さてさて、暗くなってきたので第二部へも突入だ!
せっかくなので
ミヤップのチェックをやってから帰ろう。

ここのところ、この辺りの
ミヤップが急激にいなくなったので
ちょっと気になっている。


Dヤナギの前を通って...


細道方面へ...。


闇の山道を走り抜けます...。


う〜ん…

駄目だ、今宵もいないなぁ〜。

つい最近まで、確実に2桁は確認できるポイントだったのに
通直な二股のクヌギに1♂のみ。

これまでに、少なくとも122頭は確認して、採集したのはわずかに3頭だけなんだけど...。

この辺は近年、ミヤマが採れると言う事で相当有名になっているからなぁ...。
仕方ないかぁ〜☆

ただ不思議な事に
たかが
ミヤップのために、わざわざ他県からおこしの方が多い様だ。
ご苦労様です...(^-^;

とは言え、私も似たようなところか...(^ ^ゞ

さぁさぁ、このポイントには見切りを付けて移動する事にしよう。。


今宵も、昨日に引き続き月が明るいな...。

とても幻想的だったので、車をとめて10分ほど眺めていた。
何だか、私も見られているような気分...☆



今夜も月は見ていました...。


で、先ほどのポイントから数km移動...。
ほらね☆
穴場へ行けば沢山いるのだ♪


ミヤマクワガタLucanus maculife moratusMOTSCHULSKY, 1861):♂

ミヤマクワガタLucanus maculife moratusMOTSCHULSKY, 1861):


やっぱ、いるべき役者が、こうして普通にいてくれると嬉しいもんだなぁ〜♪
ミヤップとは言え、私の中では重要なウェイトを占めるクワガタなのだという事が
こんな時にしみじみ分かる...。

さて!今日はお魚を手にして帰りましょう。。。



〜 後記 〜

22:00には無事に帰宅。
東京で友人と戯れている(笑)、相棒から電話が...。
今日は、魚とりに行ってきたよ〜☆

それから、やっぱり
ミヤップは減ってるみたい。
気のせいじゃないね ...(^-^;

とりあえず、本日とってきた雑魚をプラケに入れて観察してみた。
う〜む、やはりいい感じだなぁ。

家には既に、ゲンゴロウ用の水槽があるが
やはり、もう一つは要るな...(^ ^ゞ

これから少しずつ、お魚にもハマって行きそうな予感☆


〜 主な確認種 〜


●クワガタムシ科
 ミヤマクワガタ 13♂♂♂ 1
 ノコギリクワガタ 12♂♂ 1





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