030805


今日は兄とN.D.さんが昼から採集に出かけている。

仕事をしていても、脳裏には天気のよい緑の中で採集を楽しんでいる2人の様子が浮かんできて、うらやましく思いながら、仕事をしている私。(^_^;)

夕刻、急いで仕事を終わらし少しフライング気味に会社を抜け出し、2人に合流すべ

く車を走らせる。

6時頃、合流!が、大雨が降っていた。。。

これまでの成果を聞いたところ、山方面に向かい、着いたと同時に大雨に降られ、

採集どころでは無くなったようである。

昨日兄にデジカメと網、そして鉈などを渡しておいたのだが

殆ど役にはたたなかったようである。


合流前までに兄が撮影した写真です。。。

1.jpg 正午ごろ・・・天気は快晴だったらしい!!

途中寄り道した樹液ポイントはカナブンばかり(^_^;)

3.jpg2.jpg

この後、目的地に着くなり雨がドシャ降りで、どうしようもない状況だったとか・・・!

4.jpg  ドシャ降りの中途方に暮れるワンちゃん!!


私が合流した時には二人とも結構お疲れ気味であった。(^_^;)

雨もまだかなり降っている。。。

合流ポイントにて・・・・

5.jpg 雨などお構いなしのカブト虫。。。

それ以外にはコクワ数匹。。。。だめだこりゃ(^_^;)

雨もしばらく止みそうにも無かったし、雨宿りも兼ねて、どこかの店に入ろう・・・という

ことになった。

私は小腹も空いてきていたので、何度か行ったことのある豚カツ屋に行くことにした。

気づいたら棒のギリギリに駐車していた兄車!

6.jpg  あぶね〜!

豚カツ屋では、N.D.さんとクワガタ&タガメについて話し、いろいろ教えて頂いた。

N.D.さんはクワガタ、カブトムシ関連のお店を出しているので、さまざまな知識&情報を

持っておられる!

これまで私が採集したタガメの何匹かは、N.D.さん宅で飼われており、卵を生んで孵化に

成功したらしい。

メスが生んだ卵を、卵が孵るまでオスが見張りから、湿気の管理まで全て行うらしい。

3人で、タガメのオスは偉いの〜!と関心していた。。。(^_^;)

しかし、聞いていると子供タガメは、なかなか飼育が難しいようである。

(クワガタの飼育も出来ない私にはとても無理っぽい!)

餌のメダカはよく食べるくせに、次々と死んでしまうらしい。

それにしても小さいタガメなんて見たこと無いかも。ぜひ一度、見てみたいものだ!


そんな会話をしながらも外の様子を眺めつつ、カツを食べていると、徐々に空が明るく

なってきた。
「もしかしたら、雨が上がるかも!!!」

食事を済ませ、外に出てみると雨が小降りになっていた。(^o^)/

これなら、なんとか、クワガタも出てくるかな????

ということで、灯下&夜の樹液採集へと向かうことにした。

まずは、樹液を見てみる。。。。

すると洞から下半分身体を出しているクワガタがいた!

おそらくコクワだろうと思ったが、けっこう大きかったので、急いで、その下半身を

掴んで、ゆ〜っくりと引き出した。。。。。

「お!けっこう大きいコクワじゃ〜ん!」

測ってみると、実際は45mmしかなかったが、顎が長〜く、なかなか立派なコクワちゃん

ではないか!(^^)

コクワちゃん といううよりは、コクワさん くらいの呼び方が適当かな? 

もっと大きいとコクワ様と呼べるんだけど・・・・(^_^;)!

それ以外にもクワガタが何匹か飛来してきたので、他のポイントでも、なんとか微かな

期待が出てきた。

ちなみに、ボクトウガの幼虫と思われる虫。。。前回の写真より、少しだけはっきり

写ったので載せておきます。。。。

7.jpg 

樹液を生み出すため、クワガタ採集者と共生関係になる偉い虫。

共生といっても、向こうには採集者からなんの利益もないかもしれないが・・・・(^_^;)。



次なるポイントは灯下採集!

ここでは、こんな奴が来ていた。

8.jpg  推定12cmのガマ

N.D.さんはカエルが苦手らしく、半径3m以内には近づいていなかった。

つづいても灯下!なんとかノコメスがいた。

9.jpg

他は完全にカブト王国であった。兄は謝って、生きカブトを踏んでいた。

「あ!生きてる空揚げ踏んだ!(>_<)」

カブトの死骸を踏んでしまうと空揚げを踏んだ感触に似ている。

(実際、空揚げなんぞ踏んだ経験はないのであるが・・・)

そのため、死骸を踏む=空揚げを踏む と言う表現を兄弟の間で最近使いはじめている。


その他、水生昆虫のシマゲンゴロウガムシがおり、タガメは残念ながら、今日は姿

は現さなかった。

(シマゲンゴロウ・・・写真は030718の採集記で見れます!)

N.D.さんはシマゲンゴロウとガムシを持ち帰った。 私は、シマゲンゴロウは触れるが、

ガムシはどうも苦手である。

ガムシはクワガタ採集をしていてオオクワと間違えやすいし、あのテカりといい、ノッペ

んとしたシンプルすぎるあの身体はスキが無く、まさに掴みどころがない感じがする。

(写真は次回見つけたときにでも載せます!)



次なるポイントは樹液採集。。。。

「ようやく、ミヤマ♀だ!」

10.jpg「あれ?よくみたらだ。。。」

「ち〜せ〜!けどミヤマはミヤマ!」

なんとかいてくれた(^^)!!!よかった(^^)!!!!

その他、スジが何匹か洞の中に潜んでいたが、おそらく、小さいのしかいないだろう

・・ということでその場を離れることにした。

その後、いくつかポイントを回るが、これといった成果も得られず。。。。

本日の採集はこれにて終了!

N.D.さん・・・今日はホントにお疲れさまでした。 

また気候の良い日にでも、リベンジ(アカアシや、タガメ&ゲンゴロウ?採り)

に行きましょう!


結果

コクワ 数匹(45mm)

スジ  数匹

ミヤマ 1匹

ノコ  1匹

カブトムシ 無数

シマゲンゴロウ 1匹

ガムシ 2匹